コードが切れた木製ブラインドを自力で修理

wooden-blinds

※記事内に広告リンクが含まれる場合があります。

目次

木製ブラインド風祭

2005年にわが家を新築した時に、購入した「木製ブラインド風祭」。和室にぴったりでとても気に入っています。

しかも、この21年間、自分で修理して使えています。

夫が当時ネットでみつけてきた、「わりばし屋さんがつくった木製ブラインド」。

調べると、静岡県の工場で製作しているらしい。「安間製箸株式会社」さんという会社で、割り箸や絵馬など神社グッズ、塔婆などお墓の木製品を制作されている↓

ちなみに、うちのお墓での塔婆は、お寺にお願いしてお布施をして立ててもらうのですが、静岡県は塔婆がスーパーマーケットに売っているんです!びっくりな風習です。

久しぶりに、和室の腰高窓にあるブラインドの昇降コード(ブラインドを上げ下げするひも)が切れそうだったので、自力で交換することにしました。前回交換から10年弱経っているので、やり方を思い出しながら、作業しました。

そこで、次回のために、備忘録として記事に画像つきで残すことにしました。

自前での修理は4回目かな

わが家には、この木製ブラインドが3箇所の窓に4個設置してあります。

  • 和室東側の腰高窓 1個
  • 和室南側の掃き出し窓 2個
  • トイレ北側の小窓 1個

参考までに、これまでの自力で修理した記録のメモを整理してみました(記録が残っているものだけ)。

和室東側の腰高窓:

  • 2013年4月 左右両端の昇降コード交換(中央部は健在)
  • 2015年1月 昇降コード1本分交換(位置不明)
  • 2016年8月 左端の昇降コード交換、ハンガー部品とチルター交換

和室南側の掃き出し窓

  • 2011年11月 右端の昇降コード交換、チルター部品交換

トイレ北側の小窓は、お隣の窓と向かいあわせなので、ほとんど開け閉めしません。そのためブラインドが壊れていません。

*ハンガーとは、このブラインドをつるしている金属製の部分を隠す木製の目隠しをとめるプラスチック部品
*チルターとは、ブラインドの羽の向きを変える部品

ブラインド昇降コードの購入

まずは、ブラインドの昇降コードをいつもの近所のホームセンターで購入することにしました。これまで3~4回、同じものをそこで購入しているのであるだろうと、楽観視していきました。しかぁ~し、いつものブラインドコーナーの部品棚にはありませんでした。店員さんに聞くと、他店から取り寄せですとのこと。

え~、すぐにでも作業に取りかかりたいのに。

ということで、amazonでサクッと注文することにしました↓

くらし応援 HIROSAKA 楽天市場店
¥1,380 (2026/05/29 09:07時点 | 楽天市場調べ)

ブラインドの部品なんて最近はだれも買わないのかもしれません。当初オリジナルの昇降コードはどんなものだったか、忘れましたが、このTOSOのブラインド用昇降コードで充分まにあいました。

参考にした動画

まずは、手順を忘れているので予習もかねて、YOUTUBEで動画を探すことにしました。わかりやすかったのが、こちらの動画です↓

ふむふむ、なんとか思い出してきました。

いざ修理

昇降コードの構造

例えば、今回修理をする腰高窓のブラインドで、3本の昇降コードがあるものは、中央と両端の3箇所でブラインドの羽の間を通っており、3本個別になっています。ざっくりとした、構造はこちら↓ 赤と青と緑の別々のコードが右端で一緒になり、結ばれている感じです。

wooden-blinds04
3本のコードの構造模式図

窓枠からブラインドをはずす


まずは、目隠しの化粧板を外します↓ ハンガー部品を割らないように丁寧に外します。

hook-and-hanger02
化粧板をはずしたところ(右に立てかけてある板が目隠しの化粧板)

次に、ブラインドが留まっているフックを外します。指を挟んでケガしないように軍手をはめて、マイナスドライバーを使って、フックをはずします↓ 今回の場所のブラインドは、3箇所のフックで止まっている。

hook-and-hanger
フック(左)をはずしたところと右の透明のハンガー

そして、外したブラインドを作業しやすいように床に置きます↓

なお、画像の化粧板は、一時期マジックテープでブラインドと固定していました。黒いテープはその名残です。

新しいコードと古いコードを接着する


次に、古い昇降コードと新しい昇降コードを接着させます。これが作業の肝なのだが、けっこう難しいのです!

古い昇降コードと新しい昇降コードの接着は意外と難しい


最初、YOUTUBEにあるように、チャッカマンで火をつけてみました。昇降コードの先端を溶かし、冷えないうちに新旧のコードをくっつけるという作業なのだが、火がついて、チャッカマンをテーブルにおき、コードを持って、、、とやってると冷えて、ちゃんとくっつかないことがありました。


そこで、私は、仏壇からろうそくを借りてきて、ろうそくの火を利用して溶かしました。両手に新旧のコードを持って、溶けてきたらすぐ先端同士を接着できる。確実な方法です!

新旧昇降コードの接着にはろうそくを使え!

candle

そして、接着できたら、完全に冷めないうちに、ラジオペンチではさんで、つなぎ目を細くならします。こうすることでコードを通すときに引っかかりにくくなります↓

joint

新旧昇降コードの接着部分が冷めないうちにラジオペンチで細くせよ!

ちなみに、今回は、中央と両端の3本全部の昇降コードを交換しました。切れそうなのは1本でしたが、他も劣化していたので。そうなると、この新旧昇降コードの接着作業は最低3回行います。

古いコードを引っ張り新しいコードに差し替えていく


コードがうまくつながれば、ほぼ成功です。古いコードを順に引っ張っていきます。  

難関はいくつかある

うちのブラインドの場合、上部の部品に通す穴が小さいのです↓

small-hole

しかも、作業しにくい場所に空けられているので、苦労しました。 そして、この穴がコードの太さぎりぎりなのです。新旧コードの境目は、溶けて少し太くなっているので、穴に通す時に引っかかりきれてしまいました。

そうなると、もう一度ろうそくの出番です。また、太くなったコードの先をハサミでカットし、新旧コードの先端をろうそくの火で炙ります。そして、冷めないうちにくっつけ、太くならないようラジオペンチか指でもみます。

数回、きれて、その度に接着し直しました。 他にも、ブラインドの羽の穴(切れ目)に通す時など、ちぎれそうになる時もあり、慎重に作業しました。

また、その小さな穴に通すために、毛糸針もつかいました。どうしても新旧昇降コードのつなぎ目が引っかかって穴が通らないので、針で押しました。普通のまち針や縫い針では、細すぎて押せないので、太めの毛糸針が便利でした。

この他の難関は、ブラインドの羽の間の穴と

topend-hole
昇降コードが通るブラインドの羽の穴

一番下の昇降コードが通る部分ですね↓

lower-end
ブラインドの一番下の昇降コードが通る部分

いっきに新コードを引き抜くとつなぎ目(接着面)が引っかかって切れるので、少しずつ摩擦が少なくなるように、引き抜く作業をしました。

新コードを引き抜く際は、つなぎ目(接着部分)が切れないよう慎重に丁寧に!

新コードに交換できた


すべて新しいコードに入れ替わったら、他の2本も同様に行います。そして、3本を束ねて完成です。

ちなみに、今回は、昇降コードは完全に切れていませんでした。なので、新コードを接着して引き抜くことでわりとスムーズに交換することができました。もし、完全にきれていたら、昇降コードが通る毛糸針を使って、少しずつ元のコードが通っていた穴に、新コードを通していきます。通っている順番は、ほかの切れていないコードの通り道を参考にするしかありません。あるいは、なんとなく通してみてブラインドの上げ下げを試してみるしか、方法はないのかも。この時にも毛糸針は役立ちます。

古いコードが完全に切れていたら毛糸針を使って穴にとおす

窓枠にはめる 


前後を確認し、窓枠についているフックを開けて、ブラインドの上端部品をはめこみます。これが重いので注意です。位置を微調整したら、また、軍手をはめてフックを締めて、完成です↓おつかれ~。

wooden-blinds

生産停止の悲報

さて、久しぶりに木製ブラインド風祭のホームページを開いたら、なんと「注文の受付停止」のお知らせが、、、、、

Kazematsuri Factory

ご注文受付停止について
長年ご愛顧頂いて来ましたウッドブラインド風祭ですが
2025年3月末を以てご注文の受付を停止いたします。
今後はメンテナンスのみの業務となります。
補修部品や修理のご依頼はメールまたはお電話にてお願いいたします。

修理のご依頼
メール:info@kazematsuri.com
電話:0538-30-7144

引用:https://www.kazematsuri.com/

ショックです。お気に入りだったので。

次に他の部品が壊れたら、心配だな。壊れにくいけどね。なんせ21年もってますから。

目次