ダウンジャケットの壊れたファスナーを自力で交換してみた

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もらいもののダウンジャケット

このダウンは、義理の母がくれたものです。古いけど、丈があるのでお尻が隠れて気に入ってました。高いのもでもないらしく、中国産で中綿は羽もの(ダウン)ではなく、ポリエステル綿でした。偽物ダウンですね。なので、着ているとすぐ暑くなるということがありました。

もらってしばらくすると、ファスナー(ジッパー、チャック)のエレメント(かみ合うところ、歯)が途中で開くようになりました。ファスナーのスライダー(持ち手の部分)を上げ下げすると閉じたので、そのまま使い続けました。

しかし、ある時とうとう上げ下げしても閉まらなくなり、完全に壊れてしまいました。

ファスナー修理方法をネット検索しスライダー購入

そこで、ネットでファスナーの直し方を検索しました。すると、スライダーを交換するとよいということがわかり、スライダーをネット通販で探してみました。

しかし、このダウンジャケットのファスナーには、メーカー名の記載がありませんでした。天下のYKK製ではありません。メイドインチャイナだからしょうがないですね。なので、だいたいの大きさが合いそうなものを2個ネット通販で取り寄せました。

でもでもいまいち、ぴったりしたサイズではありませんでした。なので、実物を持って手芸店にもいって1個買いました。が、ちょっと違うサイズしかない。

スライダーを交換するも失敗

ぴったり同じサイズのスライダーがない中、とりあえず、入手したいくつかのスライダーを無理やりいれて交換してみました。

一つがエレメントにとおり、上下に移動させることができました。

が、しかし、エレメントを閉じることができませんした。

よく見ると、樹脂製のエレメント(ファスナーの歯)が数カ所で抜けかかっていて、スライダーをとおしても締まりません。

IFIXITのサイトにたどりつく

これは、根本的にファスナーを取外し、交換しないとだめなんだなあ〜と、思いました。そして、またまたネット検索しました。

そして、ついに、IFIXITというサイトで、パタゴニア社製のダウンジャケットのフロントジッパー(ファスナー)を交換している記事がみつかりました! すげ〜。私にドンピシャの情報でした この記事はこちら↓

ちなみにIFIXITとは、、

修理を愛する人たちが作った、あらゆるモノへの修理ガイド

なんてすばらしいサイトなんでしょー!!!

こちらの記事はほんとうにかなり詳しく説明されています。いっちょ、やってみるかと思い、チャレンジすることにしました。

「難易度の高い修理ですのである程度の縫製経験がある人にお勧めします」とのこと。

簡単じゃないんだよね。初心者ではないけれど、チャレンジしてみます。

なお、プロのお直しに出すという手もあります。GoogleのAIに聞いてみると↓

ファスナー交換の料金相場

ダウンジャケットは内部の羽毛や裏地の処理が複雑なため、通常のジャンパーやブルゾンよりもお直し代がやや高めに設定されています。

  • 料金目安: 9,350円〜15,000円(税込)前後
    • ※ファスナーの長さ(コート丈など)や、ダブルジップ等の仕様によって変動します。
    • ※別途、ファスナーのパーツ代(1,000円〜3,000円程度)が実費として加算されるのが一般的です。

高いね。1万円こえそうです。そこまで出せない。なんといっても、もとは0円。もらいものだし、極寒の時期に着るダウンジャケットのフロントファスナーが壊れていたら、捨てるしかありません。なので、修理は失敗しても大丈夫です。

ファスナーを手芸店で購入

さっそく、手芸店にいき、テープの色が似ていて、ダウンジャケットの前立ての長さがカバーできるものを買いました。

短いファスナーはたくさん売っていましたが、長いファスナーは、わずかしかありませんでした。

同じ色はありませんでした。黒い色のビスロンファスナー(樹脂製のファスナー)を購入しました。

この他に、ジャケットと同じような色のミシン糸を購入しました。

いざ、修理に挑戦

古いファスナーがはずせない

サイトをみながら、ジッパーを留めていると思われる、縫い目をリッパーで一つひとつほどいていきました。生地を傷つけないように。

しかし、どうしてもはずせません。上から下まで、ミシン目をほどきましたけどサイトの画像のようにとっかかりが、ない。

そこで、裾の裏の縫い目を少しほどきファスナーの方向に進みました↓ 画像の赤矢印ぐらいまでほどいてみました↓

ジャケットの裾の裏側

すると、ジッパーとフラップの縫い目の奥に隠れていた端が出てきました! 

ポイント

ファスナー(ジッパー)が取り外せない時は裾を少しほどいてみる

サイトの「手順6」に進めます。おー、やったー。パタゴニアのジャケットと似た構造です。

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まずは片側だけジッパーを外す

まずは、片側だけ外しました。もう片方はまだ手をつけず。裾を少しほどいてジッパーとフラップの取り付け口が見えたので、そこから再びリッパーで、ちまちま、ミシンの縫い目をカットします。ジッパーとフラップ(ジッパーがついている布)を外します。根気がいります。はずせました!

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ついにファスナーとフラップが取り外せた

時折、作業の途中経過をスマホで撮影し、どうなってたかビフォーの状態を記録しておきます。

ぬいつける

ジッパーの上端の処理をするもエレメントが抜けない

ジャケットの長さと同じところに印をつけ、その2.5cm上でカットします。そして、その2.5cmの間のエレメントを取り除く作業があります。サイトでは「手順12」です。エンドニッパーと、ニードルノーズプライヤーという器具を使うらしい。

けど、そんなものはない。しかも、樹脂製のジッパーなので、ラジオペンチでも引き抜けない。

そこで、エレメント(ムシ、務歯)を取り除けばいいのだろうとの素人考えで、テープごと、裁ちばさみでカット。これが失敗でした。

エレメントがテープごとないので、作業中この位置で、スライダーが抜け落ちてしまいました。あわてて、スライダーを差し入れ、安全ピンを指して、抜けないようにして、作業しました。

本来は、この段階で上止めという金具をいれて固定します。そこでスライダーが止まるので、抜けることはありません。 とりあえず、後からなんとかするということで、この作業は飛ばします。

なお、あとからわかったのですが、うちにある「くいきり」(喰切)という工具を使えば、このエレメントを取り除けたみたいです。この動画でわかりました↓

フラップとジッパーのぬいつけ

記事のとおり、ジッパーの上を斜めに折り曲げて縫い、次にフラップとジッパーをあわせて縫いました。私のジャケットの場合、フラップは、ギリギリジッパーのエレメントが隠れるぐらいの位置でした。

ファスナー専用の押さえ金部品を使用

ファスナー専用の押さえを使用します。こんな部品使うのははじめてです。ミシンの付属品に入ってました。

ジッパーとフラップをジャケットに差し込みます。ジャケットの生地を巻き込んまないよう、細かくまち針を打って、しつけ糸でしつけしました。

そして、ファスナー専用押さえを取り付けたミシンで慎重に縫いました。

次にジャケットの内側をフラップに留めていきます。これも、しつけ糸で、しつけしてからミシンで縫いました。ダウンでモコモコするので縫いにくいし、縫い目が曲がっています。私の力量ではこの程度にしか縫えませんね。しょうがない

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でも、なんとか縫い付けることができました。ダウンでモコモコすることが、かえって表面から縫い目が隠れて下手さが、目立ちません。けっこうグッドです!

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上止めをさがす

片方の縫い付けは完成したものの、やはり上止めという部品がないと、スライダーが抜けてしまいます。上止めをつけないといけませんね。

ネット通販でみると、10個セットなど多数個セットしかないので、手芸店にいくことにしました。

長いファスナーを購入した「ユザワヤ」さんにいくが、上止めは置いてないとのこと。ガ~ン。

次に「サンキ」さんへ。うちの近所のサンキさんは衣料品だけでなく、奥の売り場で手芸用品も売っています。

きいてみると、アルバイトさんがベテラン店員さんにまた聞いてくれました。なんと、棚の奥からいくつか小さな「上止め」の部品を出してくれ、私が持参したファスナーにあわせた大きさを選んでくれました。ほんとに小さな部品なのですが、丁寧に選んでくれました。さすがー! そこで2つに分かれた部品を2セット購入できました。

本来なら、ビスロンファスナー用の上止めがあるとよかったのですが、この金属製でも問題なく固定できました。

上止めをつける

上止めのつけ方をネットで検索しました。この動画がわかりやすかったです。

専用の器具がいるのですが、たまたま、夫の道具箱にあった「くいきり」を使いました。これで、ガシッとかしめて(しめて)ファスナーの上端にはめ込みました。完成です

ファスナーは樹脂製で、上止めは金属製で合わないけれど、あまり目立たないので、問題なしとします。反対側も同じように作業します。

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上止めを取り付けたところ
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上止めをかしめるためにつかった「くいきり」

と、いうことで、縫い目もウネウネ曲がってかっこ悪い、ヘタッピーな感じですが出来上がりました。

そう、ダウンジャケットなので、モコモコして縫い目が隠れて目立ちません。なんとか、使えるようになって、よかったです。捨てなくてよかった。みなさんも、ぜひチャレンジしてみてください。

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